18才女子高生の彼氏欲しい思いの丈

学校の壁紙に虚しい落書きを見つけた。
それは、今時古いなーて思うコンクリートで出来た階段に書かれている。
彼氏欲しい。鉛筆で書かれている。
私が通う学校は公立の女子高。女子高だから当たり前だけど、女しかいない。
三学年、全員女。体育も水泳も何もかも、女。女だけ。
彼氏欲しいとみんな呪文のようにつぶやくけれど、その呪文が成功した試しはない。
ことごとく失敗に終わっている。
合コンを計画しようにも、近くに男子校がいない。
共学の男子生徒はみんな学内で彼女を見繕う。
わざわざ、
ダサくて地味な我が校と合コンをしようなんて考えるようなお人好しはいない。
残念ながら。
女子高になんか入らなければ良かったなんて思ってもそんなの後の祭り。
後悔先ただず。
後悔というのは、いま悔いるのではなくて、あとで悔やむことになる。
だから、後悔なの。
ついでにいっておくと、女子高にはランクがある。
たとえば聖○なんちゃらとかいう女子高は、
もうダントツトップに君臨する人気学校。
合コン人気率ナンバーワン。あと白合○なんちゃらとかいう学校も人気だ。
これが、もう不動の地位をしめている。
第一、名前からしてすごい。男どもの気持ちもわかる。
私が男だったら、
たしかにその二つの学校の人とは一度くらい合コンをしてみたいと思うかもしれない。
それに比べて私が通っている学校ときたら・・・名前からして、ダサい。
まあ、公立学校だから仕方ないかもしれないけど。
ロマンチックなことなんて一切なしの色気のない生活。
彼氏欲しいという言葉はまるで般若心経のごとく独り身の女の心を救うだけ。
意味なし?

恋人が欲しい女子の日記